傷跡が目立たない除去法

医者

レーザーで除去する方法

ほくろを除去する方法として、メスを使用する切除縫合と、レーザーを使った炭酸ガスレーザーなどがあげられます。最近では、炭酸ガスレーザーを使ったほくろ除去が人気で、様々な形状のほくろに対応でき、術後の傷跡が目立たない点が注目されています。また切除縫合は、昔ながらの基本的なほくろ除去の方法です。医師の腕の良し悪しに影響されやすく、傷跡は薄い白い線が残りますが、術後のケアが比較的簡単なことが特徴です。炭酸ガスレーザーは、細胞の水分に反応するレーザーで、盛り上がった部分やメラニンを含めたほくろを削り取ります。施術後は取り除いたほくろ部分に穴が開いた状態になり、細胞内部が向きだしたままになるので、軟膏を塗り創傷被覆材で保護します。10日前後で傷は治癒し、皮膚が盛り上がってだんだんとなだらかな状態になります。傷跡は、ニキビの後のような赤みが残りますが、時間の経過とともに徐々に薄くなり、目立たなくなっていきます。悪性のほくろであるか確認するために、医師による診断がありますが、少しでも悪性の可能性があれば、炭酸ガスレーザーでの施術は適応外になります。ですので、医師の見極めがとても重要になります。またこの施術方法では、ほくろ組織も吹き飛ばすため、除去後の病理検査ができないこともあらかじめ知っておく必要があります。炭酸ガスレーザーによるほくろ除去のメリットとして、施術が短い時間で済み、傷跡が残りにくいことや、瞼などのデリケートな部分にも最小限の傷跡で、安全に除去できることがあげられます。

傷跡を最小限に目立たなく

ほくろ除去の際に一番心配することは、除去後の傷跡が目立たないかという点です。切除縫合の場合は、メスでほくろの周りを紡錘状に、実寸よりも大きめに切り取ります。それは、患部を綺麗に縫い合わせやすいようにするためですが、本来の大きさよりも大きめの傷跡が残ります。時間とともに薄く白い線になるので、目立たなくなりますが、顔のほくろなど、特に瞼や小鼻などの部位の場合は縫い合わせた場所が変形してしまうこともあります。そういった場合に、炭酸ガスレーザーは局部をくりぬく方法なので、傷跡を最小限に抑えるのに有効的です。また、メイクをする場合は、術後は患部以外は可能ですが、患部も含めたメイクは約1週間後からできるようになるのも、女性にとっては便利なポイントです。洗顔も当日からできるので、紫外線対策や保湿、患部保護などの術後のケアをしっかりすれば、傷跡を気にすることなく、普段の生活を過ごせます。専用のコンシーラーを使えば、術後のメイクも可能なので医師に相談してみるのもいいかもしれません。炭酸ガスレーザーは、ほくろ除去後の見た目を気にする方に最適な方法としておすすめです。しかし、ほくろ組織を完全に取り除くことが出来ず、またほくろが再発する可能性もあります。また、ほくろが大きい場合やほくろ組織が深いところまであるものは、何回かに分けてレーザーをあてる必要があります。一度に深くまで削ると、傷跡が残りやすく目立ってしまう恐れもあるからです。その場合は、ほくろを完全に除去しようとは考えず、ほくろ自体を小さくするか、再発した時はまたレーザーを照射するなどして、傷跡を最小限に抑えることを優先するのが賢明です。どうしても心配な場合は、体の目立たない場所のほくろを試しに除去して、経過観察をしてみるのも一つの手段といえます。